世界合同会議準備チームは、世界合同会議閉会後の研修行事として、2018年7月17日(火)に、2つのポストコングレスワークショップを開催できることを大変喜ばしく思っております。
両方のポストコングレスとも、大会期間中にも受付を行っております。当日受付においでください。
解決志向短期療法(解決志向アプローチ)
主催:国際流暢性学会(IFA)
演者:アリ・バーケイズ氏(マイケル・ペイリン吃音センター)
エライン・ケルマン氏(現IFA理事長)
内容:解決志向短期療法の理論と実践について紹介し、吃音のある子どもや青少年、成人、家族への適用法について探ります。ワークショップでは、解決志向短期療法について学習し、協議し、実践の練習をします。また、ビデオの例を見ながらの学習もします。
言語:英語のみ。日本語の通訳はありませんが、すべての合同会議参加者の参加を歓迎いたします。
会場:広島市国際青年会館(世界合同会議が開催される広島国際会議場から徒歩約5分)
時間:9時半~16時45分
参加費:1人6,500円(約60米ドル)(昼食も含む)。参加希望者は、世界合同会議の参加登録の際、併せて参加申し込みをしてください。
このワークショップについての詳細は、このリンクをクリックしてPDFファイル(英語のみ)を入手してください (2018 World Congress SFBT post conference workshop.pdf)。まだ未定ですが、このワークショップに参加することで、ASHAの継続教育ポイントを付与できるよう準備を進めています。
クラタリング(早口言語症)ワークショップ
主催:日本吃音・流暢性障害学会(JSSFD)
演者:イボンヌ・ヴァンザーレン氏とイザベラ・レイチェル氏(「クラタリング:原因と評価および治療(日本語仮訳:学苑社より販売予定)」の著者)
内容:本ワークショップに参加すれば,クラタリング(早口言語症)と吃音,その他のコミュニケーショ ン障害や学習障害を鑑別することができるようになるでしょう。クラタリングの原因が,言語産出に関わる根 本的な神経学的処理および言語的処理によることを説明する予定です。そして、クラタリングの下位分類の理 論的根拠に関する分析についても話します。さらに,クラタリング治療の包括的なプログラムについても発表 する予定です。このワークショップの間,介入計画や最新の臨床的アプローチを示すために,症例のビデオも 紹介します。要約すると,このワークショップは,臨床家のみなさんにクラタリングがもつ多面的な現象の理 解を手助けする理論的枠組みを提供するだけでなく、このよく見過ごされ,「誤診されやすい」コミュニケー ション障害の診断と管理への臨床的洞察を示し,みなさんの日々の臨床に役立つものにしたいと考えていま す。
会場:サテライトキャンパスひろしま(広島国際会議場から徒歩約10分
時間:9時~16時半まで(受付は8時40分開始)
参加費:一般の方は1人4,000円(約36米ドル)、学生の方は1人1,000円(約9.5ドル)。参加希望者は、世界合同会議の参加登録の際、併せて参加申し込みをしてください。なお、このワークショップだけの参加も可能となっております。
言語:逐次通訳付。日本語話者、英語話者の双方が参加できます。
*サテライトキャンパスひろしま内での飲食は禁止です(ペットボトルの飲料は持ち込み可)が、会場近辺には飲食店もたくさんあり、会場内のレストランも利用可能です。
*参加費については、JSSFDからの援助があるためこれだけ安くなっています。この機会にぜひご参加ください!